Blender奮闘記D


さてさて、前回のBlender奮闘記Cから少し間が空いちゃいましたが、今もなるべく週に2〜3回、合計5〜6時間程度Blenderにお時間費やして続けております。
今ちょっと積みゲー消化期間に入ってて若干進行遅くはなっておりますがそれでも着実にモデリングの方は進んでおります。

前回は自力でモデリングするということで村上さんツチノコっていう青いツチノコのモデリングをしました。
Misskeyで村上さんツチノコを使った作品出すと高確率で伸びてくれるのでとっても使い勝手が良いです。

さて、その後ですがいよいよ人物モデリングにも挑戦すべき・・・っていうか人物モデリングやらないといつまでたっても人物モデリングの腕前が付かないという判断に至り10月15日に人物モデリングに挑戦し始めました。
本当はもっと腕前を磨いてから・・・って思ったんですけど結局人物は人物特有の技術が必要で基礎積んだらさっさとやるべきでした。

で、初めはローポリ人物モデリングに挑戦してみようと思ってこんなの作ってたんですが・・・。



これ、今だから分かるんですが滅茶苦茶だなぁっと。
頂点の位置が不均等、ばらばらすぎて気持ち悪い。こんなん絶対後から苦戦する奴。特に頭が酷い。
まぁそれでも人にはなっている。ただこの時点での私の腕前ではこの後腕を後から作製してくっつけるという工程を行おうとしていたのですが調整がうまくいかず断念。頂点数を合わせるという技術が必要だったのですがその思考がまだ頭になかったんですねー。

そうしてしっかりと人物モデリングのチュートリアル講座を見始める事に。
今回勉強用に見始めた参考動画がこちら。




上はPart01で頭を作っていくパート。
この人物モデリングチュートリアル、モデリング編だけでもPart18まであり、動画1つ1つが平均で30分強ととんでもなく長い。
それだけ人物モデリングは大変だという事の証左であり、実際数多の人間がこの01に挑戦して01の再生数が14万とある中、Part2で再生数が5.3万人と急減し初っ端の01からその難しさに挫折した人が多くいる事を物語っている
いや、実際本当に難しかった。丁寧に解説してくれると思いきや中級車向けな感じで「ここはもう分かっているよね」という感じで解説が進んでいくので基礎を積んでいないと絶対分からない・出来ないといった感じでした。
幸い私は前段にサウスパークスタン君の奴とピカチュウの奴やビジネスホテル風の部屋のモデリングでそれなりに経験を積んでいたのでギリギリ何とかなりました。100時間くらいはガッツリ何か作業してスキル磨かないと多分無理。





そうして始まった人物モデリング編。
改めて今こうやってみると結構頂点数細かかったんだな・・・。
とにかく動画のチュートリアルについていくのに必死でした。頭に関しては最終的には・・



こうなって・・・・



こうなって・・・







こうなりました。

髪の毛はまだ簡易作成の段階で後のタイミングで本格的に作りこんでいくことになります。
正直頭だけでもお腹いっぱいレベルの難易度だったわけで画像の履歴を見ると事実丸一か月時間を要したみたいですね・・・。上の画像の段階で一か月な訳で髪の毛とかに更に半月くらい時間を要したことを考えるとやはり人物モデリングは滅茶苦茶時間がかかる。
でもこうやって修練を積んでいくことでいつかきっとジェスターやルイとかモデリング出来るようになると信じて。

「この私の3Dモデルが作られてしまったら銀河の天下を取ってしまう。あ〜〜〜困っちゃうな〜〜〜。」

どこからそんな狂った自身が沸いてくるのか。


人物モデリングは最初に頭を作った後に大雑把な身体→手の細部→足の細部→髪の毛の細部→衣服(下着→上着→コートなど下の服から順番に)→アクセサリーといった形でモデリングしていきます。
衣服に関しては特に素体のモデリングが極めて重要でそのモデルに裸体表現は不要だったとしても素体がないと衣服のモデリングがかなり困難を極めるので後のウェイト編のためにも作っていくという形でした。

顔のモデリングの時も髪の毛の簡易モデリングの時もとにかく共通しているのは最初からハイポリ化しないことで後から後から割りを追加していくという事を意識するということでした。
割りの追加もサブディビジョンサーフェスやループカットで「はい、どーん!」と追加するのではなく辺の細分化とかで必要な所にだけ頂点数を増やしてJとかで辺を繋いでいくという事を意識すること。
この考えが昔の私にはなくてとりあえず何でもかんでもサブディビジョンサーフェスかけて無駄に頂点数増やして収集つかない事態を作っていたので今後もこの点は徹底的に意識しながら作業していきたいと思っています。
後は可能な限り頂点と頂点の間隔が可能な限り均等になっていること。ただし口元など表情とかでそこの部分が大きく細かく変わるなら増やす必要がありますが髪の毛みたいにそういう要素がないところは一部分だけ頂点が密集していたりしてるとウェイトで苦戦するのでこれも避ける事。この辺を人物モデリングするときはずっと意識していくことになりそうです。
とはいえこの頭のモデリングしていた時はそこまで理解は及んでいなかった訳ですが・・・。




で、頭をモデリングした後は素体の簡易モデリングが始まる訳ですがここもまた色々押さえておきたいポイントが多々あり・・・。
が、今日はちょっとここまで!

一応最後に。今現在の状況としてはモデリングの方はもう完了していて今リギング(ボーン入れ)が終わった所で次にウェイトといった形です。完成までまだまだ長いなぁ。


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